これは歯ごたえのある音楽雑誌



http://www.shinko-music.co.jp/main/ProductDetail-2132301001.html


このご時世に雑誌を創刊する心意気。
メインの特集がP.I.L.とデヴェンドラ。
決して平易ではない文章が並ぶ。
先行きが不安になりつつも
支援の意味を込めて購入。


「読み手をなめていない音楽雑誌」
一言で表すならそんな感じ。


奇しくも一緒に写っている雑誌の主役、
宮崎駿氏の作品についての第一印象が
「観客をなめていない映画監督」。


昨日生まれて初めて彼の作品を観た。
崖の上のポニョ」。とてもよかった。

1から10まで全部説明しないところがいい。
自分の常識に当てはめようとせずに
この世界のどこかにポニョが実在してると
自分の脳内を塗り替えてしまうと楽しい。


理解出来ないもの。異質なもの。
気持ち悪いもの。醜いもの。
反射的に拒否したり嫌ったり
どうしてもしてしまいがち。


でもひと呼吸置いてから、
全部ありのまま受け入れよう。
心のスイッチひとつで。
どんなことでも。意外に簡単。


以上、Twitterに書いた感想を
改変してまとめ直してみた。
後半はAmazonのカスタマーレビューを
色々見て感じたこと。


で今日、本屋に行ったらこんな本が
待ち受けていたので衝動買い。
これを読んで次に観る作品を決めよう。


Cut (カット) 2009年 12月号 [雑誌]

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崖の上のポニョ [DVD]

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