天性?天逝?

昼間の予定というかイベントが早く終わって
ギリギリ間に合いそうだったので、
タワレコ梅田Nu茶屋町店で行われた
Peridotsのインストアライブへ。到着した時には
すでに一曲目が始まっていましたが、
思ったほどの混雑ではなく、ちゃんと見れました。


Peridots。やっぱり凄くいい声。いいメロディー。
でもそれまで。平熱で描かれる日常と
淡々と進むステージに不完全燃焼のまま
難波BEARSへ。


三村京子、先月に続き二回目の生。
僕がなぜPeridotsに不完全燃焼だったか、
いかにPeridotsが、Peridotsに限らず世の中に
溢れ返っている良質な顔をした音楽が
薄っぺらいかを思い知らされました。


以前Peridotsについて、音楽の神に選ばれた人だと
書きました。今でもそう思ってます。


三村京子さんは音楽の悪魔に魂を売った人。
Robert Johnson,John Coltrane,Jimi Hendrix,
Janis Joplin,Kurt Cobain,Jeff Buckley
自分で書きながら怖くなってきましたが。
でも本当に。
そこに並べて語りたくなってしまうくらいの
唄、声、曲、ギター。


一緒に見てた友達に僕は言いました。
「早くに死んでしまったらそれはそれで
しょうがないけれど、生きている限りは
ずっと見続ける」と。


神の音楽と悪魔の音楽。
どちらを選ぶかはあなたたちの自由。僕の自由。
悪魔の音楽に魅せられてしまった僕の心にはもう
「正しい」音楽は響かなくなってしまった。