NOWHERE@大阪サンホール

未だに言い表せる言葉が見つからないけれど。
毎日少しずつ書いては消し書いては消し。
次のライブ当日になってしまったので、
まとまりも結論もないまま上げちゃいます。


一曲目に物凄く聴きたかった曲が。
普通あまり一曲目にはやらなそうな曲が。
塚本さんが唄い始めた瞬間思った。
「あぁ、この唄声が世界で一番好きだ。」


いままでどんなにいいライブであっても、
そんな風に思ったことはなかったし。
一週間前に中村敦の唄声を久々に聴いて、
「やっぱりこの声が一番好きだなー」と
思っていたのだけれど、その直後だけに
体と心への染み込み具合がそれはもう
比較にならないくらい違うことが分かって
自分でもものすごく驚きました。


今年前半のツアーで鍛え上げられた喉。
唄うことが楽しくてしょうがない様子で
遠慮も迷いも一切なしにヘビィな曲を
まっすぐ叩きつける声とエレクトリックギター。


曲が重ければ重いほど本領を発揮し、
三者三様で自由に泳ぎながら見事なまでに
三位一体なバンドのアンサンブル。


この日圧巻だったのは「機関車」。
小坂忠さんの原曲は全く知らないけれど、
下手するとどの曲よりも塚本晃らしい、
生きることと死ぬことと唄うことを
究極まで突き詰めた歌詞とメロディー。
11月に出すカバーシングルは、この曲を
録音して世に問いたいという意志が
事の発端だったのではないだろうか。


と、そんなことを書いていたら、その後
塚本さんは喉の調子を悪くしてしまい
不本意なライブが続いているという。


それを聞いて今日のライブがますます
楽しみになってきました。ひどいファンだw
今年絶好調でピークを更新し続けてきた
塚本晃の、もがき苦しむ姿もひさびさに
見てみたいような見たくないような。
今のNOWHEREの音ならガラガラ声でも
かすれ声でも凄くはまるような気がするし。


いずれにしてももうすぐライブです!
って書いた瞬間めちゃ緊張してきたよ…。


今日大阪ではCoccoThe BirthdaySionのライブが。
少し心動きながらも結局全部蹴って京都へ。
我ながら素晴らしい選択だと思います。