5/16 宮沢和史@大阪能楽会館
100%宮沢和史!めちゃめちゃ濃密な2時間でした。
意外に客席は近代的な造りで、舞台だけが古風という
歪な空間だったのですが、それでもひしひしと感じる
歴史の重み。一番後ろまで10列という近さ。
こんな感じ。 →http://www.pp.iij4u.or.jp/~rohnishi/
始まったときはMIYAも客席もすんごい緊張感でしたが、
軽妙なトークと遊びで見事にほぐしてくれたのはさすが。
そして最後には入魂の唄と朗読でぎゅっと引き締めて
重厚な後味を残して去っていったのもさすが。
来年ブラジルツアーをやりたいという話がありました。
それを目指してGANGA ZUMBAで頑張っている。分かります。
GANGA ZUMBAの音、大好きです。メンバーも大好きです。
でも、たった一人で極限まで削ぎ落として鋭く突き刺す
唄と詩とメロディーがあればそれだけで成立する。
例えば奥田民生。例えば山崎まさよし。ひとりきりで
大会場を掌握する。ギターと唄とメロディーだけで。
例えばジョアン・ジルベルト。世界中を魅了する。
言葉の意味が分からなくても、その美しさにひれ伏す。
MIYA自身も「島唄」でそれに近い手応えを感じているはず。
全世界をギター一本で渡り歩く宮沢和史。そんな夢を
見たくなる、素晴らしい一夜。そして「寄り道」CD。
CDはライブ会場かオフィシャルサイトでしか買えません。
お早めにー。
収録曲:
1.中央線
2.星のラブレター
3.遠い町で
4.沖縄に降る雪
5.白いハマナス
6.すばらしい日々 (ユニコーン)
7.この広い世界で
8.光
9.楽園
10.島唄
11.身近な死 *朗読
びっくりするくらいのベスト選曲。
ライブとは一曲もかぶらず(!)。
なのにライブもベスト選曲。凄いわ。
ライブでカバーして丁寧に、思い入れたっぷりに
紹介してくれたCDがこちら。買います。
トゥード・ノーヴォ・ヂ・ノーヴォ
モスカ
by G-Tools
もう一曲のカバーも素敵でしたが内緒w
げっちゅー♪