GUSOKU@アメリカ村CLAPPER


直前まで、というか当日もいこかやめよか迷っていた
ひっさしぶりのライブ。アルバムがこの日から発売、
でなければ見送っていたかも知れません。だがしかし。


初めて聴いたアルバムからの新曲群、どれもこれも
むちゃくちゃかっこいい!男臭く泥臭くFunkyな
アコギのリフでぐいぐいと転がすグルーヴ。たまらん。


ようやく「UNNATURAL GROOVER II」の進化型が聴けた喜び。
と言えば分かる人には分かりやすいかも知れない。
僕が追い求めて来た理想の中村敦に近づいてきた。
「9月頃までにもっと曲を作ってツアーに突入する。
いっぱい作らないとガラッと入れ替わらないから。」
そんな発言もあったので、ますます今後楽しみです。


そしてグルーヴの肝はもちろん尾上サトシのギター!
レコーディングで突き詰めたせいか、今までより遙かに
安定していて、しかもワイルド。かつ繊細。うまいわぁ。
全ての音の粒がひとつひとつ、いちばん気持ちのいいツボに
ビシビシと当たってくるような快感。ピントが合ってる感じ。


生まれかわりつつあるGUSOKUの世界を濃密にシャープに
ダレることなく見せつけてくれた本編、良かったです。
アンコール一曲目「STAY FREE」がめちゃめちゃ古臭く
聴こえてしまうくらい。決して色褪せてはいないのですが、
新曲群が凄く「未来」を感じさせるものばかりなので、
その直後に聴くとどうしても「過去」に聴こえてしまう。


「DO YOU HOT!?」「君に逢えたから」「Good Times Bad Times」
と続けられた時には苦笑いするしかなかったです。
でも「Cloudy Later Rain」は凄く良かったなぁ…。
ってどんだけいい加減で勝手な感想なんだ。所詮その程度。


一時間くらい続いたアンコール、最後は「在る」で締め。
「在る」の唄いっぷりやギターの音も今までよりずっと
グルーヴがあって堂々としていてぐいぐい引き込まれる。
この曲は名の通り「現在」、GUSOKUそのものとして
2人と共に育って行くのだろう。ずっとずっと。


2007.06.13 GUSOKU@アメリカ村CLAPPER


01.聞こえてくる悲しみは時代が君を踏み潰す音
02.ロックンロール
03.狼煙
04.SKULL&BONE
05.ハレルヤハリケーン
06.EMANON
07.満月 -MICHIZUKI-
08.esperanza de vida
09.REQUIEM
10.あなたがいるから
11.消えないもの
12.希望の空
13.命の詩


EN1.STAY FREE
EN2.Cloudy Later Rain
EN3.転石
EN4.DO YOU HOT!?
EN5.君に逢えたから
EN6.GOOD TIMES BAD TIMES
EN7.NO PAIN...NO LIFE...
EN8.在る