涙ぐむような音楽


昨日今日とフィッシュマンズばかり聴いていた。
毎年そうだけど、今年はいつもと違う。
今までに何回も何回も何回も聴いてきた曲が
全く新しいもののように聴こえる。


それはこの本を読んでいるから。


フィッシュマンズ---彼と魚のブルーズ

フィッシュマンズ---彼と魚のブルーズ


とても分厚いのでまだ途中だけれど、
佐藤くんの言葉、川崎さんの言葉、
ハッとさせられることがたくさん。


音楽は聴く側の捉え方、考え方次第で
いくらでも聴こえ方が変わる。改めて分かった。










ロックの人って『俺はこうなんだ!』ってのが多いじゃない?
『俺の自我でどうだあ!』とかさ(笑)。
そういう人にはできないようなさ、
『涙ぐむような音楽』っていうの?
今は僕、それに意固地になっててさ。


佐藤伸治 1992