塚本晃@umeda AKASO 10/20

01.橋をわたる
02.世界
03.時の向こう、想いの向こう
04.信じている
05.花咲く頃は遠く過ぎても
06.デイライト
07.色彩
08.NOWHERE


なんだかいつにもまして嬉しそうである。
出し惜しみない最強のセットリスト。
もちろんほかにもまだまだまだまだ
好きな曲はたっくさんあるのだけれど。


「時の向こう、想いの向こう」のあと
「UNNATURAL GROOVER II」のイントロを
ちょこっとだけ弾いて止めて
「これは あ、あとでやるんだ」笑った。


「えっとー、ちょうどー、1999年に、
あのー、ぐらいにということは、
えー、敦と、離婚して(会場笑)
いた時期だと思うんですけど、
えー別にまた結婚したわけではないんだけど、
えーちょうど10年前に作った歌を一曲」


予感はしていた。
この曲をまた歌い始めた理由。
この日のライブの話が決まって、
中村敦という存在をまた大いに
意識したからと僕は思っている。


この日にかける想い。
中村敦に対する想い。
HEAVENに対する想い。
そんな気持ちを受け取った。


「二枚の絵」を(前回のリベンジで?)
やったあっちゃんにも驚いたけれど、
「花咲く〜」を自分で歌っちゃった
塚本さんにも驚いた。なんだろう、
そこにもなんかある意味過剰なくらいの
迸る気持ちを僕は感じた。


スローな曲でブレーキをかけながら
一見冷静に歌っていても、節々から
抑えきれない感情がこぼれる。


次回のHEAVENでは、
塚本さんはとことん冷静に沈着に、
あっちゃんはブレーキぶっ壊して暴走、
という感じでやると面白いかもね。


「デイライト」〜「色彩」と続いて
なんだか普段の塚本さんのライブに
来ているような空気になって。


次の「NOWHERE」でパーン!とはじけた。
「すごい光景。泣きそうだよ」と
塚本さんも思わず言っていた。
これだけの人数、これだけの手拍子。
きっとみんないい顔をしていたんだろう。


今回初めて塚本晃のソロに触れた人が
たくさんいたと思うのだけれど、
かなり響いたんじゃないだろうか。
次回NOWHEREワンマン、お客さんが
いっぱい増えるんじゃないか。


僕個人的にも近年の塚本晃ソロでは
ベスト1に近いライブでした。


つづく。